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ステンレス製 吊りボルト

ステンレス製 吊りボルト
材質SUS403、SUS304
加工工程旋盤→マシニング→溶接
機能・目的耐久性, コストダウン
サイズL370,ネジ部M36,吊り具Φ70×65

詳細説明

今回ご紹介するのは、ステンレス材を用いた吊りボルトの製作事例です。サイズは全長L370、ネジ部M36、吊り具Φ70×65で、加工工程は旋盤、マシニング、そして溶接の組み合わせで対応しました。

通常は鉄で製作されることが多い吊りボルトですが、本案件では防錆性が求められたため、ステンレスでの製作を提案しました。ネジ部はSUS304の規格品を使用し、吊り具部分はSUS403にて製作。両者を組み合わせて溶接(協力企業にて対応)する方法を採用しました。当初はネジ部もSUS403で一体加工する依頼内容でしたが、規格品がなく丸棒からの加工では歩留まりが悪くなる問題がありました。そこで分割製作と溶接による組み立てを提案し、結果として約70%のコストダウンを実現しました。加えて、ステンレス材の調達対応力を活かすことで、防錆性と経済性を両立させた製品を提供することができました。

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