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ワイヤー巻き上げローラー

ワイヤー巻き上げローラー
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ワイヤー巻き上げローラー
ワイヤー巻き上げローラー
材質SCM440-H
サイズΦ95×63
加工工程旋盤 ⇒ 真空焼入れ ⇒ 酸洗い ⇒ バフ研磨 ⇒ 黒染め ⇒ 穴の仕上げ加工
精度H7 0~+0.021

詳細説明

こちらは、北米の自動車業界向けに製作いたしました、ワイヤー巻き上げローラーの製作事例です。材質はSCM440-Hを採用しており、サイズはΦ95×63、穴径にはH7(0~+0.021)の精度を確保いたしました。旋盤加工から真空焼入れ、さらには表面を磨き上げるバフ研磨や黒染め処理まで、多段階の工程を経て仕上げております。

お客様からは「高い硬度は維持したいが、作業性を考慮して重量はできるだけ軽くしたい」という、相反する難しいご要望をいただきました。また、ワイヤーを巻き上げる際の摩擦を最小限に抑えるため、「V溝の箇所を驚くほど滑らかにしてほしい」という切実な課題も抱えていらっしゃいました。

これらの課題を解決するために、私たちはまず素材の変更をご提案いたしました。従来のSUJ2から、より粘り強さのあるSCM材へと切り替え、さらに通常の調質ではなく真空焼入れを施すことで、理想的な硬度と耐久性を実現いたしました。重量に関するお悩みに対しては、強度を損なわない限界を見極めた肉抜き加工を施すことで、大幅な軽量化に成功しております。

さらに、最も重要なワイヤーの滑らかさを実現するために、酸洗いと丁寧なバフ研磨を組み合わせることで、鏡面のような質感を実現いたしました。最終的には耐食性を高める黒染め処理を施し、北米の過酷な現場でも長期間性能を維持できる仕様としております。私たちは、こうした複雑な技術の組み合わせによって、お客様の「もっとこうしたい」という想いを形にすることに誇りを持っております。

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