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S35C製 Φ100×861 圧延用ローラー

S35C製 Φ100×861 圧延用ローラー
S35C製 Φ100×861 圧延用ローラー
S35C製 Φ100×861 圧延用ローラー
S35C製 Φ100×861 圧延用ローラー
材質S35C
サイズΦ100×861
加工工程旋盤加工, マシニング加工, →溶接, →旋盤加工, →マシニング加工
精度Φ40h7

詳細説明

本事例は、炭素鋼(S35C)を使用し、Φ100×861mmの長尺サイズで製作した、製鉄工場向け設備部品の鋼材圧延用ローラーです。旋盤加工、マシニング加工、溶接、そして仕上げの旋盤・マシニング加工を組み合わせるという複雑な工程を経て、Φ40h7という厳しい寸法公差をクリアした高精度なローラーに仕上げております。

本製品は製鉄所の過酷な環境下で鋼材を圧延するために使用されます。全長が861mmに及ぶ長尺品ですが、実際に製品(鋼材)と接触するのは先端の部分のみという設計上の特徴があります。そのため、接触部以外のボディ部分は内部を「空洞(中空)構造」とすることで、必要な剛性を維持しながらも大幅な軽量化を実現いたしました。これにより、稼働時の慣性モーメントの低減や設備への負荷軽減に貢献しています。また、圧延する鋼材のサイズに合わせて先端の角度を最適化する必要があるため、製品ごとの専用ローラーとして複数の角度バリエーションを正確に作り分けています。

製造における最大の難所は、溶接前後にわたる緻密な加工プロセスの管理にあります。中空構造を形作るため、まずパーツ単体の状態で一次の旋盤・マシニング加工を施し、それらを溶接によって一体化させます。しかし、溶接時の確実な熱によって全体に微細な歪みが発生してしまうため、溶接後に二次の旋盤加工とマシニング加工(仕上げ追加工)を行うことで、溶接歪みを完全に除去・補正いたしました。この高度な工程設計により、長尺の中空ローラーでありながらも、回転時の芯振れを極限まで抑え、要求されるΦ40h7の嵌合精度を確実に満たす高品質な圧延用ローラーを実現いたしました。

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