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Φ280×81 サイジングミル用・歯(ステライト溶射再生)

Φ280×81 サイジングミル用・歯(ステライト溶射再生)
Φ280×81 サイジングミル用・歯(ステライト溶射再生)
Φ280×81 サイジングミル用・歯(ステライト溶射再生)
Φ280×81 サイジングミル用・歯(ステライト溶射再生)
材質SCM440、ステライト
サイズΦ280×81
加工工程マシニング加工, →溶射, →マシニング加工
機能・目的耐摩耗性, 再利用、リサイクル

詳細説明

摩耗したサイジングミル用の歯を廃棄せず、損傷部の除去、ステライト溶射、仕上げ加工によって再生した事例です。溶射前の下地を均一に整え、耐摩耗性を高めながら再利用可能な状態へ仕上げました。

お客様の課題使用済みのサイジングミル用の歯を再利用しながら、耐摩耗性も高める必要がありました。
平野鉄工の提案摩耗部を均一に削って下地を整え、ステライト溶射後に再びマシニングで仕上げました。
生まれた結果耐摩耗性を高め、使用済みの歯を再利用可能な状態へ仕上げました。
01お客様の「?」

「摩耗したサイジングミル用の歯を、再利用できないか?」

対象は、製鉄工場のサイジングミルで使用されるΦ280×81の歯部品です。使用によって傷んだ歯を廃棄して新しく作るのではなく、既存部品を再利用しながら耐摩耗性も高める方法が求められていました。

02「?」の奥にあった本当の課題

摩耗した表面へ、そのまま溶射することはできません

傷や摩耗によって表面が不均一な状態のままステライトを溶射すると、皮膜を均一に形成しにくく、Φ102h8・Φ50h8の最終精度へ仕上げられません。再利用を成立させるには、溶射そのものだけでなく、溶射前の下地づくりと溶射後の仕上げ加工までを一つの工程として設計する必要がありました。

03平野鉄工が考えた突破口

「削る・溶射する・もう一度削る」を一つの再生工程にする

平野鉄工は溶射加工会社と工程を組み立て、傷んだ歯の表面をマシニングで均一に削ってからステライトを溶射し、最後に再度マシニングで仕上げる方法を採用しました。前後の機械加工を含めて溶射工程を設計したことが、再利用へつなげる突破口です。

再生加工とステライトの考え方は、削り・肉盛り・溶射・仕上げを組み合わせた部品再生の技術解説でもご紹介しています。

04実施した材料・加工・表面処理

SCM440の損傷部を除去し、ステライト溶射後にマシニングで仕上げる

材質SCM440、サイズΦ280×81の使用済み部品に対し、まずマシニング加工で損傷部を均一に除去して溶射用の下地を整え、ステライト溶射を行った後、再びマシニング加工でΦ102h8・Φ50h8へ仕上げました。同じ仕様の新品製作については、SCM440製サイジングミル用の歯の加工事例もご覧いただけます。

損傷部の除去
下地処理
ステライト溶射
マシニング
仕上げ
05生まれた「!!」

耐摩耗性を高め、再利用可能な状態へ

損傷部の除去、ステライト溶射、仕上げ加工を組み合わせることで、使用済みのサイジングミル用の歯を再利用可能な状態へ仕上げました。確認できる結果は、既存部品を再生し、耐摩耗性を高めたことです。

加工前傷・摩耗が生じた
使用済みの歯
加工後耐摩耗性を高め
再利用可能な状態へ

歯部品の多工程加工や耐摩耗対策は、ギヤ・歯部品の耐摩耗・長寿命化提案でもご相談いただけます。

※比較試験、寿命、硬度、費用削減などの数値は確認できないため、「新品以上」などの比較表現は使用していません。

サイジングミル用の歯のステライト溶射再生なら、平野鉄工にお任せください

摩耗部品の再生では、表面処理だけでなく、損傷部の除去、下地づくり、溶射後の仕上げまでをつなぐ工程設計が必要です。使用済み部品の再利用や耐摩耗対策をご相談ください。

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