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SKD11製ガイドブッシュ(真空焼入れ)

SKD11製ガイドブッシュ(真空焼入れ)
SKD11製ガイドブッシュ(真空焼入れ)
SKD11製ガイドブッシュ(真空焼入れ)
材質SKD11
表面処理真空焼入れ
サイズΦ84×40
精度Φ39(+0.02~0)・Φ84(-0.03~-0.05)・40(+0.05~0)

詳細説明

今回ご紹介するのは、SKD11材を用いたガイドブッシュの加工事例です。サイズはΦ84×40で、中心穴Φ39(+0.02~0)、外径Φ84(-0.03~-0.05)、高さ40(+0.05~0)といった精度が求められました。加工工程は、旋盤加工から真空焼入れ、そして研磨加工という流れで行い、高い耐摩耗性を実現しています。

本製品は、最終工程で製品サイズを決めるために使用される重要な部品であり、中心穴の径は用途に応じて約20種類にわたります。従来はS45C材に高周波焼入れを施していましたが、耐久性に課題があり、交換頻度はおよそ3か月に1度でした。そこで材質をSKD11に変更し、さらに真空焼入れを採用したことで、交換サイクルは1年へと延長。コストは上がったものの、交換頻度の低減によるトータルコストダウンと安定稼働に大きな効果をもたらしました。

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