加工事例

TOP / 加工事例 / S45C製 Φ16×166 シャフト

S45C製 Φ16×166 シャフト

S45C製 Φ16×166 シャフト
S45C製 Φ16×166 シャフト
S45C製 Φ16×166 シャフト
S45C製 Φ16×166 シャフト
製品種類シャフト
材質S45C
サイズΦ16×166
加工工程旋盤加工, →フライス加工, →焼入れ, →歪み取り, →研磨
精度Φ10g6
表面処理高周波焼入れ
機能目的耐摩耗

詳細説明

本事例は、機械構造用炭素鋼(S45C)を使用し、Φ16×166mmのサイズで製作した、製造工場向け設備部品のシャフトです。旋盤加工、フライス加工、高周波焼入れ、歪み取り、そして最終の研磨加工にいたる一連の工程を最適化することで、メイン軸部に要求される**Φ10g6**という厳しい寸法公差と、優れた耐摩耗性を高精度に実現しております。

本製品は、設備内において回転や往復運動を支えるメイン軸として機能します。絶えず負荷がかかる過酷な稼働環境において、軸面の摩耗やヘタリを徹底的に防ぎ、長期にわたり安定した精度を維持することが求められます。そのため、材料には熱処理特性に優れたS45Cを選定し、最も摩擦が集中するメイン軸部分(Φ10g6部分)へ的確な高周波焼入れを施すことで、表面硬度を高めて耐摩耗性を大幅に向上させました。

製造における最大のポイントは、熱処理に伴う「熱歪み」の精密なコントロールです。旋盤加工やフライス加工によって形状を削り出した後に高周波焼入れを行いますが、熱をかけることで材料には必ず微細な歪み(曲がり)が発生してしまいます。そこで私たちは、焼入れ後に高度な技術を要する「歪み取り」の工程を確実に挟み、軸の振れを極限まで矯正いたしました。その上で、最終工程として精密な研磨加工を施すことにより、歪みの影響を完全に排除。g6公差という非常にシビアな外径公差を満たしつつ、滑らかな表面粗さと高い真円度を兼ね備えた高品質なシャフトに仕上げております。

=====================

当サイトを運営する平野鉄工株式会社は、自動車駆動部品の製造で研鑚を積んだ精密丸物加工技術を基盤とし、重工業界の設備部品製造を幅広く受託しています。直径φ5の微小ピンから、クレーンでの段取りを要する中型部品、さらには独自の外注加工ネットワークを駆使した最大φ900の長尺・大径シャフトやローラーの調達まで柔軟に対応可能です。

私たちは単なる切削加工に留まらず、調質や高周波焼入れ、浸炭焼入れといった最適な熱処理の選定から、硬質クロムめっき、さらには超硬・ステライト溶射を用いた部品の肉盛り・再利用まで、現場の長寿命化ニーズに直結する部品の納品をお約束いたします。他社で敬遠されがちな小ロット・単品の特急案件や、工法転換による徹底的なコストダウン提案もお任せください。薄肉カラーや特大アダプターをはじめ、寸法のばらつきを許さない超精密な丸物加工品の設計・調達でお困りの際は、「ローラー・シャフト旋盤加工長寿命化ナビ」へご相談ください。

関連事例一覧