加工事例

TOP / 加工事例 / (Φ120-Φ117)×150 シリンダーかぶせ筒

(Φ120-Φ117)×150 シリンダーかぶせ筒

(Φ120-Φ117)×150 シリンダーかぶせ筒
(Φ120-Φ117)×150 シリンダーかぶせ筒
(Φ120-Φ117)×150 シリンダーかぶせ筒
(Φ120-Φ117)×150 シリンダーかぶせ筒
材質SS400
サイズ(Φ120‐Φ117)×150
加工工程旋盤加工

詳細説明

本事例は、機械構造用炭素鋼(S45C)を使用し、(Φ120-Φ117)×150mmのサイズで製作した、製造工場向け設備治具のシリンダーかぶせ筒です。旋盤加工技術を駆使し、大径でありながら極薄肉な袋状の形状を高精度に削り出しております。

本製品は、製造工場での設備交換作業の際、一旦取り外されるシリンダーシャフトを傷や衝撃から一時的に保護するために使用される専用治具です。お客様からは、現場での着脱や持ち運びをスムーズに行うための「軽量化」を強くご要望いただいておりました。そこで、シリンダーシャフトをすっぽりと包み込んで保護する役割を持たせつつ、内部を袋状(底付き構造)にし、全体の肉厚をわずか1.5mmにまで削ぎ落とす設計を行いました。

加工における最大の難所は、外径寸法に対して「肉厚1.5mm」という非常に薄い形状をいかに歪みなく削り出すかという点にありました。このサイズ感でそのまま旋盤加工を行うと、チャッキングによる締め付け力や切削抵抗によってワークが容易に変形し、ビビり(振動)や真円度の悪化を引き起こしてしまいます。そこで私たちは、薄肉ワークを外側から均等に保持し、変形を完全に防ぐための専用の加工治具を自社内で製作いたしました。この治具を活用した確実な工程設計により、大径かつ超薄肉でありながらも、歪みのない美しい仕上がりの保護筒を形にし、お客様の求める軽量化と確実な保護性能を両立いたしました。

=====================

当サイトを運営する平野鉄工株式会社は、自動車駆動部品の製造で研鑚を積んだ精密丸物加工技術を基盤とし、重工業界の設備部品製造を幅広く受託しています。直径φ5の微小ピンから、クレーンでの段取りを要する中型部品、さらには独自の外注加工ネットワークを駆使した最大φ900の長尺・大径シャフトやローラーの調達まで柔軟に対応可能です。

私たちは単なる切削加工に留まらず、調質や高周波焼入れ、浸炭焼入れといった最適な熱処理の選定から、硬質クロムめっき、さらには超硬・ステライト溶射を用いた部品の肉盛り・再利用まで、現場の長寿命化ニーズに直結する部品の納品をお約束いたします。他社で敬遠されがちな小ロット・単品の特急案件や、工法転換による徹底的なコストダウン提案もお任せください。薄肉カラーや特大アダプターをはじめ、寸法のばらつきを許さない超精密な丸物加工品の設計・調達でお困りの際は、「ローラー・シャフト旋盤加工長寿命化ナビ」へご相談ください。

関連事例一覧