加工事例

TOP / 加工事例 / SCM440と硬質クロムめっきで耐摩耗性を高めたFCMXΦ24湯口棒4段

SCM440と硬質クロムめっきで耐摩耗性を高めたFCMXΦ24湯口棒4段

SCM440と硬質クロムめっきで耐摩耗性を高めたFCMXΦ24湯口棒4段
SCM440と硬質クロムめっきで耐摩耗性を高めたFCMXΦ24湯口棒4段
SCM440と硬質クロムめっきで耐摩耗性を高めたFCMXΦ24湯口棒4段
SCM440と硬質クロムめっきで耐摩耗性を高めたFCMXΦ24湯口棒4段
材質SCM440
サイズΦ51×275
加工工程旋盤加工→焼入れ→研磨加工→硬質クロムめっき
表面処理硬質クロムめっき

詳細説明

SCM440を使用したFCMXΦ24湯口棒4段です。組付け後のサイズは最大径Φ51×全長275mmで、焼入れ・研磨加工・硬質クロムめっきを組み合わせ、嵌合に必要な径精度と耐摩耗性の両立を図りました。

この事例のポイント

お客様の課題

純正品より長く使え
確実に嵌合する仕様へ

平野鉄工の突破口

SCM440・焼入れ・研磨・
硬質クロムめっきを組み合わせ

生まれた「!!」

径精度を確保しながら
耐摩耗性を向上

01お客様の「?」|純正品より長く使用できる湯口棒を製作できないか

今回求められたのは、鋳造設備に組み込まれるFCMXΦ24湯口棒4段の性能向上です。純正品と同じ形状を再現するだけではなく、摩耗を抑え、より長く使用できる仕様にしたいというご要望がありました。

02「?」の奥にあった本当の課題|径精度と耐摩耗性を両立する

単に表面を硬くすればよいわけではありません。4段の各部が相手部品と組み合わされるため、厳しい径寸法を確保し、確実に嵌合できるように仕上げる必要があります。

一方で、使用中の摩耗を抑えるには、母材と表面の双方で硬度を高める必要があります。寸法精度を維持しながら耐摩耗性を付与することが、本製品の難しさでした。

03平野鉄工が考えた突破口|母材と表面を段階的に強化

材料には機械構造用合金鋼SCM440を採用し、焼入れによって母材の硬度を確保しました。そのうえで研磨加工により相手部品との嵌合に必要な径寸法へ仕上げ、最終的に硬質クロムめっきを施す工程を選定しました。

04実施した材料・加工・表面処理

材質はSCM440、組付け後のサイズは最大径Φ51×全長275mmです。旋盤加工で4段の基本形状を加工した後、焼入れ、研磨加工、硬質クロムめっきの順に仕上げました。

特に重要なのが、めっき後の状態を見込んだ径寸法の管理です。相手部品との嵌合に支障が出ないよう、研磨加工で必要な寸法を確保しながら表面処理を組み合わせました。

MATERIALSCM440
HEAT TREATMENT焼入れ
FINISH研磨加工
SURFACE硬質クロムめっき

05生まれた「!!」|径精度を守りながら耐摩耗性を向上

SCM440への焼入れと硬質クロムめっきによって表面硬度と耐摩耗性を高めながら、研磨加工によって嵌合に必要な径精度を確保しました。これにより、純正品の性能向上を図り、より長く使用できる湯口棒に仕上げています。

最大径Φ51×全長275組付け後サイズ
4段構造段付き形状
焼入れ+硬質クロム耐摩耗仕様

湯口棒・摩耗部品の長寿命化なら平野鉄工にお任せください!

湯口棒などの摩耗部品では、材質、熱処理、研磨、表面処理を個別に考えるのではなく、使用条件と嵌合精度を踏まえて工程全体を設計することが重要です。既存部品の長寿命化や表面処理の見直しもご相談ください。

湯口棒・摩耗部品について相談する ›

関連事例一覧